南足柄市 災害対応型の体育館が完成 岡本中学校で完成落成式
老朽化から安全性確保のために建替工事が進められていた岡本中学校(池田和男校長)の体育館がこのほど完成し、1月15日には生徒、学校関係者らが参加して新体育館落成式を開催した。
生徒や学校関係者、工事関係者が出席した式典には、沢長生市長、川上賢治県議会議員ら来賓も駆けつける中、寄贈品の贈呈、建設経過報告、校歌斉唱などが行われ、新体育館の完成を祝った。
平成21年10月から着工し、平成22年12月に完成した新しい体育館は、建築面積=1428・75平方メートル(延べ床面積1553・59平方メートル)、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上2階、アリーナ面積=914・97平方メートル、アリーナ天井高=9・50平方メートル、屋根=平滑式瓦棒屋根(フッ素アルミ)、外壁=コンクリート打放し・複層塗装、内部壁(アリーナ部)=シナ合板、床(アリーナ部)=鋼製床地・カバ材フローリング。住宅が多く隣接する周辺環境に配慮し、半地下に造られ、建物全体の高さが抑えられている。設計調査・設計・工事監理・工事費は3億7千8百万円。
競技などが行いやすいようにアリーナ(運動施設部)の天井を確保する造りになっている。また、コートはバレーボール、バスケットボールが同時に行えるように2面あり、ウォーミングアップなど多目的に利用できる空間も設けられている。
災害時には
地域の防災拠点に
また、災害時に地域の防災拠点となることが考慮され、外部発電機による電気供給や緊急電話が接続できる。また災害時の非難生活に配慮し、照明は調光機能も装備している。体育館入口はバリアフリーになっており、省エネに繋がる自動照明を備えた、車いす対応の「みんなのトイレ」を設置。池田校長は「生徒、学校関係者、地域の方の20年来の願いが叶った。いつまでも大切に使っていくことで工事に携わった多くの方々に感謝の気持ちを伝えたい」と話した。
木材を多用した内部
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