山北町八幡神社 ざる菊 350鉢を披露 台風15号の被害遭うも地域の力を結集
山北町岸の八幡神社で10月30日から11月6日まで、八幡神社奉賛会(相原伊勢雄会長、34人)による「菊まつり」が開催される。
同会は道路拡幅等に伴う新社務所の完成をきっかけにし、地域での交流や親睦を図ろうと平成20年に発足。神社の伝統行事への協力や清掃奉仕活動などの他、来訪者に観賞してもらおうと鉢栽培によるざる菊づくりをしている。
3年目を迎えた今年は、昨年の菊まつりよりも鉢数の多い500鉢の菊花に挑戦。大半を神社そばの遊休農地に集めて育ててきた。夏場は2人1組の当番制で水遣り等を行い、順調に育った菊はつぼみをつけ開花を待つまでになっていたが、9月21日の台風15号の襲撃で神社の大木が根こそぎ倒れて菊鉢に落下してしまった。翌朝会員らによる懸命の救出もあり200鉢は何とか形を留めることができたという。菊まつりでは個人栽培の150鉢を加えた350鉢を披露。菊花の販売もある。問合せは武井さん【電話】75・0157。
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