足柄版 掲載号:2012年10月27日号
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真珠王の石碑を移設 JR松田駅前にポケットパーク

社会

新設の金次郎像は除幕式で公開される
新設の金次郎像は除幕式で公開される

 駅周辺の観光振興や地域活性化などを目的に、松田町(島村俊介町長)では、JR御殿場線松田駅北口の町有地に二宮尊徳翁誕生地栢山道碑と二宮金次郎像を設置したポケットパークを整備。町長ら町関係者と自治会長、関係団体らが参列し、工事の完成を祝う除幕式を10月29日(月)午後1時から開催する。

 ポケットパークが整備されるのは、町営駐車場隣の町有地・約115平方メートル。かつて町観光協会の事務所があった場所で、同所移転後は町の倉庫として利用されていた。御木本真珠店(現・ミキモト)の創業者・御木本幸吉(1858〜1954)が1909年に松田駅構内に建立した石碑をパーク内に移設し、その隣に高さ約110cmの二宮金次郎像(台座合わせ約260cm)を新設。またそれぞれを解説した案内板も設置する。公園内にはベンチも設置する予定で、普段は休憩所として憩いの場となり、まつだ桜まつりなどの際には仮設トイレの設置場所ともなる。ポケットパークの整備事業費は700万円。

 また同町では、ポケットパークの整備を二宮尊徳翁誕生地栢山道散策路整備事業の一環と位置付け、同所を起点に尊徳の生家・誕生地がある小田原市栢山までの約6Kmを散策路として整備する構想もあるという。島村町長は「小田原市や開成町にも協力を呼びかけて、誕生地までのルートを散策路としてつなげられれば」と話している。

生家への起点だった松田駅

 世界の真珠王として知られた御木本は二宮尊徳の偉業に感銘を受け、私財を投じて尊徳の生家と誕生地の保存に尽力した人物。当時は東海道本線が松田・御殿場回りで小田急線も通っていなかったため、松田駅が尊徳誕生地までの約1里半(約6Km)の道のりの起点となっていた。石碑は尊徳の高徳を後世に伝え、誕生地まで歩く人々の道標になればと、御木本が当時の駅長から許可を得て建てたもの。しかし歳月と共に駅周辺の町並みが変化したことで、近年では設置場所が分かりづらい状態が続いていた。

 島村町長は「(移設により)御木本氏の思いが込められた石碑を、多くの方に見てもらえるようになる。尊徳を思い栢山へと歩いた先人たちの足跡を辿り、往時に思いを馳せながら歩いてもらえるきっかけとなれば」と期待を寄せている。
 

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