再生エネを県西から 文命用水で実証試験
再生可能エネルギーの導入による効率的なエネルギー需給の実現を目指し、県が進めている「かながわスマートエネルギー構想」。構想の基本となる「創エネ」「省エネ」「蓄エネ」の3本柱のうち、足柄平野の農地を潤す農業用水を利用した「創エネ」への取組が酒匂川に面した文命用水(南足柄市班目及び開成町金井島地先)で始まった。3月22日には、加藤修平南足柄市長、府川裕一開成町長をはじめとする近隣首長、川上賢治県議会議員、「かながわ農業用水小水力発電技術研究会」の関係者らを来賓を招き、農業用水を利用した小水力発電の実証試験開始セレモニーが行われた。
主催者として挨拶に立った黒川雅夫副知事は「県西地域はスマートエネルギーの資源の宝庫。この試験結果をもとに県西部から再生可能エネルギーを発信していきたい」と話した。
また地元首長として加藤市長と府川町長が挨拶に立ち、「小さな規模で大きな効果を生む再生エネルギーの資源が足柄上地域には豊富にある」(加藤)、「開成町での再生エネルギーは小水力発電しかないと考えている。町の総合計画にも盛り込んでいるので県の実証試験の結果を参考にしたい」(府川)と述べた。
県では実証試験で得られた結果を広く公表するとともに積極的な情報発信を行い、農業用水など身近な水の流れを利用した小水力発電の普及を目指すという。
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