寄稿 守る責任 変える勇気 住んで良かった町づくり 山本けんいち
午年がスタートしました。皆様には和やかな新年をお迎えのことと存じます。
開成町は駅前周辺を始めとして、人口が増加し発展を続けてきました。しかし、これを維持し更なる発展に繋げるためには変革も必要だと思います。南部の土地区画整理事業は町民の目にはどうなるのか見えてきません。この事業は、先進的で利便性が高く、安心して暮らせる要件を整えることが重要と成ります。かつては町の中心商店街だった町道はシャッター通りになりつつあり、地元商業は町の特性を生かした新たな発想が必要です。従事者の高齢化により行く末が暗示される農業も、北部の活性化と併せて6次産業化への取り組みを進めなければ成りません。また、車歩道の整備や道路の補修など身近な不便も、財政難を理由になかなか改善が進みません。
このような中、開成町では昨年4月に第5次総合計画がスタートしました。総合計画は町政運営の指針であり町の最上位の計画として、今後の町づくりの方向を定めるものです。従って、この実現こそが諸課題の解決策だと考えます。
しかし、どの計画を実施するにしても財源が必要です。限られた財源の中で皆さんに喜んで頂けるような成果を出すためには、優先順位を熟慮しながら、最小の経費で最大の効果を狙うのは勿論ですが、時には将来のありたい姿を展望し、細心にして大胆な投資も必要だと考えます。つまり民間の経営感覚と公益性を考えた事業展開が必要です。
私は民間で永年培ってきた、収益の確保を始め、あらゆる経験を生かし、町民の皆さんの意見を大切にした施策や事業展開を推進し、歴史や文化・自然環境など守るべきものは責任を持って守り、更なる発展の為に必要な変革は勇気を持って取り組みたいと考えます。
皆さんの発言と行動で「この町に住んで本当に良かった」心からそう思える町づくりを一緒に実現して行きたいのです。
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