ふるさと納税サイト「さとふる」の返礼品一覧
松田町が昨年７月からインターネット上で受け付けを始めたふるさと納税で、昨年12月の寄付額が５８８０万円あり、７月から１月末までの受付総額が７６００万円を超えたことがこのほど分かった。
松田町は、２月12日に開かれた町議会臨時会で、ふるさと納税の寄付金に「予想を大きく上回る申し出があり、返礼品の発送などに必要な予算に不足が生じた」として費用の一部を専決処分したことを報告し、議会に事後の承認を求めた。
専決処分した予算は歳入歳出とも７５００万円。歳出では返礼品の購入代金や発送料など合わせて３６８４万円の経費を計上。残りの３８１６万円を予備費に計上した。
町は昨年12月議会でも１２００万円を増額補正していて、今回の補正と合わせ３月までの年度内に８７５０万円の寄付金を見込んでいる。
ヘリ12件
町によると７月からの７カ月間でインターネットを通じて申し込まれた寄付の件数は４５９１件、返礼品の数は５２８９件となった。最も多い返礼品は足柄牛の２７６０件で、みかん１９０４件、キウイ３０９件が上位だという。30万円以上と50万円以上の高額寄付者向けに用意したヘリコプターでの空中散歩にも12件の申し込みがあった。
都道府県別では東京からの寄付が最多で１１３４件、次いで神奈川５７２件、大阪３９６件、愛知３４０件で47都道府県すべてから寄付があった。
一方で松田町から他の市町村へ寄付した人は35人いて総額は２１５万円だという。
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