神奈川県の黒岩祐治知事は21日、新型コロナウイルス罹患で入院が必要と診断された中等症の患者を受け入れる「重点医療機関」に指定されている足柄上病院を訪問した。同時に松田町役場も訪れ、地元の声も聞いた。
当日の黒岩知事は、同じく重点医療機関に指定されている横浜市の循環器呼吸器病センターを訪問した後、午前11時頃に足柄上病院に到着。病棟視察や院長等との意見交換を行い、昼過ぎに松田町役場に入った。
黒岩知事は「コロナの最前線で立ち向かっている病院に感動した。誇りに満ち溢れたスタッフの姿に胸を打たれた」と話した。また、NPO法人アシガラパートナーズが民間レベルで病院を支援していることについて「大変な支援。ニュースを見て感動した。一つのモデルケースとして大いに発信していきたい」と称賛した。応対した足柄上郡町村会長の湯川裕司山北町長は「地域での支援を充実させていきたい」と話し、本山博幸町長は「官民一体となった支援が必要。意識を高く持って」と話した。
また、アシガラパートナーズの草柳貴之理事長は「町村会が足柄茶を贈って支援しているのを見て立ち上がった。地域の人たちの応援の気持ちを伝えていきたい」と話し、新たにマスク1000枚、防護服110セットを寄贈したことを明らかにした。知事は終始熱心にメモをとっていた。
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|