2023(令和5)年が幕を開けた。干支(えと)は癸卯(みずのと・う)。
全国の地方都市に共通する課題として、高齢化や人口減少に伴う地域経済の衰退が叫ばれて久しい。こうした課題についてどのように考え、どう対処しながら夢のある未来ビジョンを描いていくのか―。本紙では発行エリア1市4町の各首長に新春メッセージを寄せてもらった。
首長からの新春メッセージ定住促進に向けて南足柄市 加藤修平市長
本市の今後の重要課題は、定住促進と人口増です。このためには、子育て支援策の一層の充実、地域公共交通の確保と整備、企業誘致の実現、防災の充実と環境政策の推進を積極的に進めてまいります。信頼にもとづく国や県との太いパイプ、企業との幅広い人脈など、信頼と経験を力に変えてやり遂げたいと決意しております。
市民の皆様と共に「ふところ深く、こころざし大きく」、その先の希望あふれる南足柄へ向けてまい進いたします。
未来へ繋ぐ住み続けたい町大井町 小田眞一 町長
新年明けましておめでとうございます。
変動する世界状況や少子高齢化・人口減少などの課題に適切に対応し、町民ニーズや価値観が多様化する中で、誰もが生き生きと暮らせる町を創り出してまいります。
「住んで良かった」と思える大井町を町民の皆様とともに創り上げるために、皆様と情報を共有し、公平公正な町政に努めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
謹賀新年 継続から飛躍へ!松田町 本山博幸 町長
迎春。本年は「卯年」にあやかり「飛躍」するためにも「チルドレンファースト」のまちづくりを「継続」し、子供たちが「住みたい・住み続けたい町」へ「世代を超えた協働・連携協力」による「第6次総合計画後期アクションプラン」をスタートさせ、「米百俵の精神」をもって未来を見据えたまちづくりを推進して参ります。
結びに、本年も皆様の夢や想いが”カタチ”として成就されることをご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
「山北のお峰入り」世界へ山北町 湯川裕司町長
新年あけましておめでとうございます。昨年は、本町の民俗芸能「山北のお峰入り」を含む風流踊が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されるという大変喜ばしい出来事がありました。本年10月8日には、6年ぶりとなる記念公演を開催するなど、今後もお峰入りの魅力が多くの方に伝わるよう、お峯入り保存会や町民の皆様との連携に努めてまいります。
また、令和6年度から10年先の山北町の将来像を見据えた「山北町第6次総合計画」の策定に向けて全力で取り組んでまいります。
すべての人に感謝開成町 府川裕一町長
あけましておめでとうございます。昨年は、感染症対策を十分にした上でイベントを再開するなど、町民の笑顔をやっと取り戻すことができた1年でした。
私事ですが、今年の4月をもって政治家を引退いたします。12年間の町政運営で関わったすべての方に対し、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
「明るい未来に向けて人と自然が輝くまち・開成」の実現へ向け、最後の最後まで全力で職務を全うする。そのような年にしたいと思います。
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>