南足柄市の大雄山最乗寺で11月5日、中国人留学生と地元の高校生がランニングなどを通じて相互理解を深めることを目的とした「中日青少年ファンラン大会」が開かれた。
昨年は山梨県で開催され、今回で3回目を迎える同大会。今年は日中平和友好条約締結45周年を記念して開催された。主催は中国の文化・観光部の日本部門である「中国駐東京観光代表処」と東京中国文化センター。同寺の担当者によると、中国人留学生らに日本文化を感じてほしいとの両団体の考えがあり、最乗寺が開催地として選ばれたという。
当日は東洋大学に通う中国人留学生らが最乗寺に訪れたほか、日本側からは相洋高校サッカー部や立花学園高校の生徒が参加。この日は計100人以上が瑠璃門からスタート。自然に囲まれた最乗寺の境内を1周する約2Kmのコースを走った。
ファンラン終了後は交流会が行われ、参加者は中国書道などのパフォーマンスを鑑賞したほか、レクリエーションゲームなどで親睦を深めた。
同寺の担当者は「今回の大会が、日本人の学生が中国の文化を学ぶことができたり、お互いの国の学生が交流するきっかけとなってくれていたらうれしい」と話した。
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