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足柄版 公開:2012年8月25日 エリアトップへ

足柄産イチジク 好天続き成育順調 生産農家で収穫始まる

公開:2012年8月25日

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9月には最盛期を迎える
9月には最盛期を迎える

 晩夏から秋にかけて旬を迎える『足柄産イチジク』の収穫が始まり、南足柄市怒田のJAかながわ西湘福沢選果場ではイチジクの集荷が連日行われ、同JAいちじく運営委員会に加盟する生産農家から赤く色づいたイチジクが次々と運びこまれている。

 今年は6月の台風被害によって一部、実が枝や葉などと擦れたものがあるものの、7月、8月に晴天が続いたおかげで着色が良く、甘いイチジクが育っているという。

 同JA管内では南足柄市や大井町、開成町など約3ヘクタール、26戸の生産農家が栽培をしており、今年は10万パック(1パック=400グラム)の出荷を予定している。『足柄産イチジク』は大産地に比べると出荷量は少ないが、樹上で熟させて朝採りするため、鮮度と味が良いのが特徴。市場での評価が高く、県が定める「かながわブランド」にも認定されている。

 早朝に収穫され、パック詰めされたイチジクは福沢選果場に運び込まれた後、検査員に品質や規格をチェックされる。その後、3℃に設定された低温庫で一時保管され、その日の夕方に小田原市場や都心部へ出荷され、地元スーパーなどに納入される。

 同JAのいちじく運営委員会(柳川正吉委員長)では「今年も例年並に甘くおいしいイチジクになっています」と話している。

新規就農者の畑でも順調な成育

 南足柄市福沢の畑でイチジクを育てる石井仁さんはコンピューター関連の会社に勤めながら、南足柄市が進める「新規就農制度」を活用して農業に取り組んでいる。就農3年目を迎え、2回目の収穫となるイチジクの出来に「去年よりも甘いイチジクができました」と、手ごたえを感じているという。
 

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