南足柄市開成町JCN小田原 緊急時の対応で協定 災害情報等の伝達に期待
(株)JCN小田原(山田文雄社長)が南足柄市(加藤修平市長)、開成町(府川裕一町長)と災害時の緊急放送などに関する協定を結び、1月24日に南足柄市役所で署名式を行った。
今回の協定は災害が発生した時や発生するおそれのある時に、同社のケーブル網を活用し、視聴者の市民・町民にいち早く情報を伝達できる環境をつくることを目的としており、事前にその手続き等の内容を協定書に定めている。
同様の協定は同社がケーブル網を持つ小田原市との間でも昨年12月に結ばれており、行政から依頼のあった情報を放送することと、行政が緊急で情報を流したい場合にはデータ放送を活用して、インターネット経由で行政側が直接発信できることも盛り込まれている。山田社長は「地域からの期待を受け止め、しっかりとやっていかなければならない。協定を結んだだけで終わってしまっては意味がない。今後は設備面や体制のほか、システムを活用した訓練なども実施していければ」と話す。
加藤市長は「市民の安心安全のための協力体制がまた1つ大きく構築された。JCN小田原の当地に対する熱い思いに感謝と敬意を表したい。災害はいつ起こるかわからないが、市民の命を預かる立場として今後もこうした体制を1つ1つ構築していきたい」と述べ、府川町長は「南足柄市と開成町を繋いでくれたことにも感謝をしたい。災害時、いざという時に町民の皆様の命に関わる大切な情報の伝達手段が増えたことに大変感謝をしています。南足柄市との関係においても防災訓練をはじめ協力をしていきたい」と話した。
|
|
|
|
|
|