保土ケ谷区はこの程、健康診断の推進等を目的とした女性向け冊子『Sumire(すみれ)』を創刊。8月1日から、窓口等で配布を始めた。
これは、がん検診やメタボ健診(=特定健康診査)の受診率を高めることを目的に、区の保険年金課と福祉保健課が、共同で作成。『パパ・ママ・みんなで行こう!健康診査推進事業』の一つとして行われ、A5サイズの冊子に、検査内容や負担額などが掲載されている。
検診の啓発を目的とした同事業は、受診率が低迷していることを受け、区が今年度、重点的に取り組んでいるもの。
創刊に際しては、区役所を利用する頻度等を考慮し、主婦層の女性をターゲットに設定。編集も女性職員が中心となり、今年3月頃から準備を始めていた。
受診のきっかけに
職員らは同年代の視点を活かし、家事をしながらできるシェイプアップや、毎日の体重を記録する「モニタリングシート」など内容を工夫。家族の健康管理に役立つよう、野菜を使ったレシピも掲載した。
“いつまでもキレイな女性の応援BOOK”をキャッチコピーに出来上がった冊子は、窓口を訪れる人の関心を集めており、中には「妻に渡します」と持ち帰る男性もいるとのこと。
10月上旬には秋・冬号が発行される予定で、現在編集作業中。多くの区民の手に渡るよう、区民まつりや町内会での配布も検討しているという。
区では同事業の一環として、区役所内に啓発コーナーを設置するほか、9月2日(金)と12日(月)には、栄養士らを招いて健康相談のイベントを実施する。関係者は「冊子やイベントを機に健康管理に関心を持ち、検診の大切さを実感してもらえれば」と話している。イベントの詳細等、問合せは【電話】045・334・6345/保土ケ谷区役所健康づくり係まで。
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