神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2013年11月28日 エリアトップへ

橘樹神社で「こども歌舞伎」 伝統継承、市が全面支援

公開:2013年11月28日

  • LINE
  • hatena
歌舞伎を観に多く来場者が詰めかけた
歌舞伎を観に多く来場者が詰めかけた

 こども歌舞伎による「奉納歌舞伎」が11月23日、橘樹神社で行われた。これは、子供達に日本の伝統芸能を継承していくことを目的に、文化庁の地域活性化事業の一環として実施されたもの。今回、横浜市の全面的なバックアップの下、天王町商店街協同組合や橘樹神社などの協力により地元初の開催となった。

 こども歌舞伎は小学校2年生から6年生でなる団体で、8人の子供達から構成されている。今年8月に今回の奉納歌舞伎公演のために、地元近隣の小学生を対象に一般公募された。8月20日に開催されたオリエンテーションを皮切りに毎週火曜、約3カ月半もの間、練習を重ねてきた。歌舞伎の稽古自体は来年3月まで受けることができるという。

 歌舞伎の舞台が設置された橘樹神社(区内天王町1の8の12)は、相鉄線天王町駅から徒歩で約5分の場所にあり、天王町商店街が隣接した”都市部”の神社であるため、今回の会場に選ばれた。更にその歴史も古く、創設は鎌倉時代初期。江戸時代は牛頭天王社と言われ、大正時代に今の橘樹神社となった。加えて本殿の庚申塔は市内最古、と由緒ある神社。

 当日は、午後の部と夜の部の2部構成となっており、正午から始まった「お練り」では、こども歌舞伎の役者らが、この日特別に歩行者天国となった同商店街を練り歩いた。神社の境内ではアンティークバザールと題した骨董市が開かれ、天気にも恵まれ多くの来場者が訪れた。午後1時から開演した歌舞伎の舞台は、ゲストに迎えた「若草歌舞伎」の青年らの演技からスタート。次いで現れた「こども歌舞伎」のメンバーが口上を述べると、客席からは「よっ日本一!」「待ってました!」などの声がかけられ、御捻りが投げられる場面も見られた。

 既に年明け2月3日の公演が決定しており、来年の奉納歌舞伎に向けたメンバーも募集している。

商店街を練り歩く一同
商店街を練り歩く一同

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

運転手不足で減便続く

市営バス

運転手不足で減便続く

住民から困惑の声

4月25日

「地場ワイン」今年も上々

「地場ワイン」今年も上々

原料は川島町のぶどう

4月18日

保土ケ谷は50年で25%減

横浜市将来人口推計

保土ケ谷は50年で25%減

世帯数は2割ほど減少の見通し

4月18日

商店街舞台の演劇企画

元宝塚歌劇団大洋あゆ夢さん

商店街舞台の演劇企画

役者募集、町おこしに一手

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook