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歯科医院レポート 良い歯が健康への第一歩 取材協力/ふるた歯科(イオン天王町店 1階)
「その歯の痛み、原因は口の中ではないかもしれません」。イオン天王町店1階にある『ふるた歯科』は、歯や顎の不調の原因はストレスにある、という新しい切り口で診察を行う。同院の古田潤二郎院長に、その詳細について尋ねてみた。
―歯の痛みの原因が口の中以外にもあるのですか。
古田 最近、ストレスが原因の歯科疾患が増えてきているように感じます。
―どうしてストレスを感じると歯や顎が痛くなるのでしょう?
古田 ストレスを感じたときにやってしまう「強いかみしめ」や、それによる「かみ合わせのズレ」、「就寝中の歯ぎしり」などが要因にとして挙げられます。歯に必要以上の力が加わってしまうことで、歯が削れてしまったり、根本がぐらつき、それが痛みにつながります。ほかにも、ストレス性の胃食道逆流症で、寝ている間に胃酸などが口の中に戻ってきてしまい、歯がもろくなってしまうことも原因の一つです。
症状と治療法は?
―歯の痛み以外にどんな症状が現れるのでしょう?
古田 必要以上に口の中に力が加わり、顎が筋肉痛になってしまったり、歯が削れてしまった箇所やぐらついた歯肉部分がしみることがあります。また首回りや肩の筋肉に無理が生じて、片頭痛や肩こりにつながることもあります。
―ストレス性で歯科医院にかかるのは、どのような人が多いのですか?
古田 毎日同じ姿勢になりがちなサラリーマンの方に多いように感じますが、高齢の方や子どもにもかかる可能性はあります。
―ストレスが原因の患者さんには、どのような治療をしていますか?
古田 寝ている間の歯ぎしりの防止や胃酸が戻ってきても歯に影響が出ないよう、除菌剤を入れた薄い「マウスピース(ナイトガード)」を使っています。歯をもろくしてしまいがちなコーラやコーヒー、柑橘類を控えるなど、食事の面でアドバイスすることもあります。また、かみ合わせがずれてしまった場合には、プラスチックや金属などを歯に加えることで、元の状態に戻します。歯医者といえば「削って治す」というイメージが強いかもしれませんが、「足して治す」ということもありますよ。その延長線上にあるのが「インプラント」です。入れ歯が時間の経過などでかみ合わせがずれてしまった場合も「足して治す」ことがあります。
―歯の痛みだけでなく、その原因を探り、治療していくのですね。
古田 はい。患者さんが「何に困り、何を希望しているのか」を聞き取り、それを取り戻すことが大切です。そのために、患者さんの食事やストレス、これまでの暮らしなどの聞き取りもしています。歯の痛みや不調は、何が原因で起きているか分からない。本当の原因を見つけだせるよう、あらゆる可能性を考え、質問を投げかけることこそ、私たち歯科医師の仕事であると思います。そのために、日頃から患者さんの状態を把握しておくことが重要です。そのための日頃のケアであり、定期健診なのです。
自分でできるケアと定期健診
―日頃からできるケアはどのようなものがありますか?
古田 歯磨きはもちろんですが、「噛む力をコントロールすること」です。歯を食いしばって頑張るという言葉がありますが、食いしばらないで頑張ることも大切です。
―定期健診ではどのようなことをするのでしょう?
古田 マウスピースの維持や管理、かみ合わせのチェックをしています。3カ月に1回のペースで来ていただくのがちょうどいいですね。歯がすり減ってしまっていないか確認しています。気になっている方はお気軽にご相談ください。
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