神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2016年2月18日 エリアトップへ

区内在住大崎章さん ヨコハマ映画祭で4冠 「お盆の弟」で脚本賞、主演男優賞など

文化

公開:2016年2月18日

  • LINE
  • hatena
大崎監督(左)と助演女優賞の河井青葉さん、脚本を手がけた足立紳さん、同作に主演した渋川清彦さん(右)
大崎監督(左)と助演女優賞の河井青葉さん、脚本を手がけた足立紳さん、同作に主演した渋川清彦さん(右)

 関内ホールで2月7日に催された「第37回ヨコハマ映画祭」で、保土ケ谷町に暮らす大崎章監督がメガホンをとった作品「お盆の弟」が、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞の4部門で賞を獲得した。

 15年前に群馬県内から保土ケ谷に移り住んだ大崎さんが指揮した「お盆の弟」は、映画を1本撮った後、次回作が決まらない映画監督が、妻から別居を切り出され、手術をした兄の看病をしつつ再起を図る姿を描いた作品。作中に登場する主人公「崖っぷちの映画監督」渡辺タカシは大崎さん自身だという。

 生まれ故郷・群馬県玉村町で撮影した同作は昨年7月の公開当初、8館での上映が決定していたが、封切後、話題を集め動員数を伸ばし、これまでに全国各地24の劇場で上映された。また国内外の映画祭にも招かれるなど、高い評価を受けている。

 ロングヒットの中、地元・横浜での映画祭で同作の脚本を手がけた足立紳さん、出演者の渋川清彦さん、光石研さん、河井青葉さんがそれぞれ賞を得たことに対し、大崎さんは「彼らあってこその作品で賞に値する4人。自治体やスポンサーの支援を受けず、純粋に映画が好きな人たちが主催する『ヨコハマ映画祭』で認められたことがうれしく、誇りに思う」と話した。

地元監督の作品後押しの輪広がる

 今作の公開前には大崎さんが暮らす保土ケ谷町周辺の多くの店が店内にチラシをはり出したほか、帷子町の「カフェ・カンムリバネ」ではこれまで大崎さんが制作に携わってきた作品のポスターや「お盆の弟」の予告編を放映するなど、「地元監督」の新作ヒットを後押しする活動が広まりを見せていた。

 同作は今後、5月14日から「横浜シネマノベチェント」での上映が予定されているほか、夏にはDVDの発売も予定されている。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

「横浜スパークリングトワイライト」

4月27日

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

初夏の里山観察

参加者募集

初夏の里山観察

カーリットの森で5月

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

「ゆず」がこけら落とし公演

横浜BUNTAI

「ゆず」がこけら落とし公演

新たな歴史刻む

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook