横浜市道路局が、水辺の美化活動により環境保全や地域活性化に寄与した水辺愛護会を表彰する「平成28年度横浜市水辺愛護会表彰式」が10月28日、横浜市情報文化センター(中区)で行われ、区内からは「保土ヶ谷宿松並木プロムナード水辺愛護会」(山崎滋会長)が永年表彰を受賞した。
28人が所属する同会は、10年間にわたり瀬戸ヶ谷町の松並木に面する今井川の美化活動を継続している。瀬戸ヶ谷中橋を中心に上流100m、下流は八幡橋から保土ケ谷橋までの区間を毎月清掃し、年に2回の河川清掃も実施。自治会の軽自動車を使い、川から大型ごみや自転車、土のう袋なども引き上げることがあるという。毎年、海の日には水質検査を実施。近隣の小学生も参加する川の生物調査では賑わいをみせている。
山崎会長は「初めは十数人だったが、参加の輪が広がり、皆さんに支えられ10年間続けることができた。川には白鳥のつがいが泳ぎ、ここ一年でカワセミも飛んでくるようになった。他にも鯉や蛙、ボラなど川を泳ぐ生物が増え、目に見えて綺麗になっている。ホタルが飛ばせる環境を目指して美化活動を継続しながら、気軽に川遊びができるような雰囲気づくりをしていきたい」と話した。
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