投票証明書を提示するとサービスが受けられる［写真は統一地方選の時のようす］
７月16日に告示され30日に投開票される横浜市長選挙で、上星川の温浴施設「満天の湯」（森山元明代表取締役）が投票証明書を提示すると割引サービスが受けられる「選挙割」を実施する。
５年ほど前から政治参加のきっかけづくりとして注目を集めている「選挙割」は、ここ数年の選挙で全国的な広がりを見せている。
同施設では若年層を含む幅広い世代が利用する施設特性をいかし、選挙への関心、投票率向上につながればと、一昨年の統一地方選から投票日当日限定で割引サービスが受けられる取り組みをスタート。２度目の実施となった昨夏の参院選では期日前に投票を済ませ「朝風呂」を楽しむ人や家族連れなど３５０人ほどが「選挙割」を利用したという。
今回も投票の際に投票所で申告することで受け取ることができる「投票証明書」をフロントで提示すると、通常９３０円の入浴料が５００円になるサービスが受けられる。同施設の久下沼伊織取締役統括支配人は「イベントを通じて多くの方々が自分の住む地域の将来への関心を高めるきっかけになれば」と話している。問合せは同施設【電話】０４５・３７０・４１２６へ。
区内２カ所に期日前投票所
市長選の期日前投票が始まっている。投票所は区役所４階の４０１会議室と月見台のイコットハウスの２カ所に開設。両会場とも29日（土）まで投票箱が設置されている。
時間は区役所会場は午前８時30分から午後８時までで、イコットハウス会場は午前９時30分から午後８時まで。
区選挙管理委員会によると市長選の投票率は１９７８年以降30％台で推移してきたが、戦後最低の投票率となった４年前の選挙では30％割り込み、区内の投票率も29・28％だった。
問合せは区選管【電話】０４５・３３４・６２０７へ。
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