志高く真摯に市政へ 市政リポート㉒ 区役所窓口とバス満員通過の取組み 川崎市議会議員 さいとう伸志
平成29年第2回川崎市議会定例会が6月28日に閉会しました。私は一般質問で「メールマガジン『ビジネスサポートかわさき』」「区役所等の窓口サービスの機能再編実施方針改定の取組みと検討課題」「市営バス満員通過対策の現状」の3点について市役所の各担当局に質問しました。今回はそのうち2項目についてご報告させて頂きます。
区役所サービスについて
昨年からマイナンバーカードが交付され、各種証明書がコンビニエンスストアで取得できるようになりました。しかし、マイナンバーカードの交付については5月末時点で約16万枚、市全体の人口の1割程度となっております。利便性が高い証明書のコンビニ交付についても累計約2万4千枚に留まっており、まだまだ市民の方々へのPRが足りないと感じました。普及促進については市政だより、ホームページ、市内コンビニへのポスター掲示で周知に努めていくとのことです。
また、コンビニでの端末機利用が困難なお年寄りや視覚障害のある方々にどのように対応していくかも重要です。市では、今後も休日窓口の規模の検討を行いながらも、有人窓口の重要性も考慮し存続していくとのことでした。
市営バスの満員通過対策について
私は昨年6月の定例会において市営バス柿生・犬蔵線の「上作団地前」や「上作延」停留所で満員通過が慢性化している実態を訴え、改善を求めてきました。
その後、市では当該停留所に案内整理人を配置して声掛けによる車内整理に努め、昨年9月からは車外に簡易型の料金機を設置して降車口から乗車する対策を講じております。その結果、それまで7時台で48本中14本の満員通過があったものが、3本程度になるなど大幅に改善された一方、雨天時には最大5本程度の通過が起こるなど、まだまだ改善が必要です。
高津区では今後も人口の増加が見込まれています。交通局だけではなく、まちづくりや道路整備も含め市が一丸でこの問題に取り組むよう、今後も市に求めていきます。
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4月26日