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高津区版 公開:2024年3月29日 エリアトップへ

意見広告・議会報告

市政報告 かわさきパラムーブメントの確かな胎動 公明党川崎市議会議員団 平山こうじ

公開:2024年3月29日

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かわさきパラムーブメントの確かな胎動

 まもなく新年度がスタート。川崎市制100周年を機に、より良い未来に向けて議論を交わした令和6年第1回定例会/予算審査の質疑を一部紹介します。

▼かわさきパラムーブメント(※1)の取組み

「共生社会の実現」に向け「人々の意識や社会環境のバリアを取り除き、誰もが社会参加できる環境を創出する」との理念で取組みを進めています。(※1)「誰もが自分らしく暮らし、自己実現を図れるまち」を目指すには、先ず身近な視点で「心のバリアフリー」の浸透が最重要と考えます。

▼予算議会での注目質疑

 問:障がいの社会モデルを体験できる「バリアフルレストラン」(※2)の実施効果など。(※2) 車いすユーザーが多数派となった逆転の架空世界

 答:市内商業施設、市立高等学校や地域イベント等で実施。体験者の多くから「障害は社会が作り出していること」「当たり前とは何か考えるきっかけとなった」との声をいただき、心のバリアフリーについて意識の醸成を図ることができたと考えている。

 問:視察した市立川崎高校の文化祭では在校生がバリアフルレストランの開催・運営に携わり、体験を通じた率直な思いに触れ、深く大きな反響を感じた。生徒さん達と別の懇談の場で、後輩たちにも目を向けた視点と行動にも言及。感受性の高い若年世代へと思いが連鎖していく様は注目に値するが、見解と対応は。

 答:文化祭では生徒がプログラム内容等について企画、運営にも携わり、高校生ならではの感性、柔軟な発想で、これまでにない手法でより多くの方に体験してもらうことができた。若い世代の方にとっても自分と異なる他者の存在への想像力の大切さなど、新たな気付きにつなげることができたと考える。この取組みは、若い方々が周囲や次の世代に広げていく好循環のきっかけの一つとなることに期待(同取組みが2月に表彰されました)。

 また体験機会の創出・継続や「常設化」の志向、関係機構との連携ほか、展望などを共有しています。今後もeスポーツや絵画、音楽など「インクルーシブ」な取組みも多数予定されます。やさしい社会へ向けた関わりをご一緒に。

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