美しが丘東小学校(井上由美子校長)で2月15日、地域の高齢者40人が昔ながらの遊びを1年生と一緒に楽しんだ。
これは生活科の授業として行われたもの。児童は教室や広場、体育館に分かれ、そこで高齢者が先生役となってけん玉やあやとり、お手玉、竹馬、羽根つき、竹とんぼなどを教えた。
美しが丘2丁目に住む東條成子さん(79)は、あやとりを指導。あやとりをやったことがないという児童は「優しく教えてもらった。これからあやとりをやりたい」と笑顔で話し、東條さんは「子どもたちは一生懸命。こちらも真剣になってしまった。楽しかった」と感想を話した。遊びを楽しんだ後は児童と一緒に給食を食べ、話が弾んだ様子だった。
また、休憩時間を利用し、青葉警察署の署員が高齢者に対して交通安全講話をする機会も設けられた。
同校では10年以上この授業を続け、地域も協力をしている。呼びかけ人の柳田富志男さんは「学校と地域の連携。子どもと遊ぶことで高齢者も童心に帰って元気になれる」と活動を振り返った。また、井上校長は「今の児童は祖父や祖母と触れ合う機会が少ない。地域の方と良い機会になった」と話していた。
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