桐蔭学園は11月12日、13日の2日間、アクティブラーニング型授業の研究実践成果を発表する公開研究会を開催。全国の教育関係者600人超が参加した。
同学園は教員から生徒への講義型授業に、書く・話す・発表する等の活動を取り入れる先進的なアクティブラーニングを2015年度から本格導入している。
初日は中、高、中等で5教科、計20講座の公開授業が行われた。中等5年政経の授業では株価の資料から読み取れる意味を個人、グループで考え、生徒が発表。訪れた教育関係者らは熱心に視察していた。2日目には基調講演や全国の実践報告なども行われた。
同学園の岡田直哉さんは「アクティブラーニングは授業が受動的から能動的になり、自分で考える習慣もつく」と利点を説明した上で「公開授業などを行うことで、授業の質も高まり、生徒の成長にもつながる」と意図を話していた。
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