おばあちゃん先生の子育てコラム 第10回「お手伝いが生きる力の 基礎を養います」
今年も残り少なくなってきました。今年はコロナ禍で年末年始の帰省や旅行を自粛するご家庭も多いのではないでしょうか。でも、せっかくですから家族が自宅で過ごせる時間が長くなる…!と前向きにとらえ、我が子に生活の知恵を教えたり、生きる力を養う良い機会にしてみませんか?
生活の知恵は、日々のお手伝いでも学べます。例えば、洗濯物を干す前にカゴから取り出してほぐしてもらうのだって立派なお手伝い。食事のお手伝いなら、玉ねぎの茶色い皮を剥いたり、いんげんを食べやすい長さに折ってもらったり。包丁を使えなくたってお手伝いできることは沢山ありますね。保育園でもキノコを小さく割いたり、楽しそうにお手伝いをしてくれますよ。
そして、お手伝いできることは他にも沢山あります。カーペットのお掃除にコロコロを渡したら上手にホコリを取ってくれたり。こうした行動や成功体験の一つひとつが子どもたちの生きる力の基礎になります。
そして、大事なのは手伝ってくれた時に大げさすぎるくらいに感謝の言葉をかけてあげること。「すごいね」「ありがとう」「助かるわ」―これが子どもたちの自己肯定感を養い、ほっこりとした笑顔を引き出します。
こんな笑顔を見られたら、旅行に行けなくても楽しいお正月になりそうですね。 (つづく)
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