鴨志田中学校で1月22日、2年生を対象とした職場体験学習がオンラインで行われた=写真。
毎年、地元店舗や企業などに訪問して行われている同学習。しかし、今年はコロナ禍で対応が難しく、中高校生のキャリア教育を行っているNPO法人「アスリード」の協力を得て、初めてオンラインで実施された。
当日、生徒はITや飲食、福祉など6業種に分かれ、学校と職場をオンラインでつないで授業がスタート。(一社)エステティックグランプリの講師は美容の仕事について解説し、女子生徒がやりがいを尋ねると「コンプレックスを改善してきれいになる、幸せになる、そのプロセスに携われること」と答えた。また、対面の仕事となるため、コミュニケーションの重要性を話していた。
一方、警備業の(株)KSPに勤める講師は「安全・安心を提供する仕事はなくならない」と職業を選んだ経緯を説明。生徒には「昔は問題解決能力が必要と言われたが、今はどうやったら解決できるかインターネットで調べることができる。だから目標と自分のギャップに気づく力が大事」と呼びかけた。参加していた2年1組の伊藤龍さんは「『警備員はただ入口にいるだけではなく、心からおもてなしするサービススタッフと考えている』と話していたことが印象深かった。将来の仕事について真剣に考えようと思った」と語った。
同校の浜崎利司校長は「コロナ禍でできない事が多い中、キャリア教育が継続できてよかった」と振り返っていた。
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