「40歳になったら眼底検査を受けましょう」 コラム【1】 悠先生のちょっと気になる目のはなし
皆さま初めまして。梅の木眼科医院の加藤悠と申します。2021年8月より加藤道子先生から院長を引き継ぎました。これからも道子先生と共に地域の皆さまに寄り添った医療を提供して参りたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。このコラムでは毎月皆さまにちょっとためになる目の話について書いていきます。
今回は病の早期発見の大切さについてです。目の場合は40歳を超えたら眼底検査を受けることをお勧めしています。まず、40歳を超えてくると緑内障という視野が狭くなる病気や網膜裂孔などの病気が出てくる頻度が増えてきます。網膜裂孔になると、目の前に糸くずのような浮遊物が生じて眼球の動きについて回る飛蚊症や閃光が走るような光視症が起こる場合もあります。他に白内障がでてくる方も。最近では健康診断や人間ドックなどの重要性が広く言われるようになってきましたが、目に関しても例外ではありません。しかし、これらの検査では病気の全てを見つけることは難しいのが現状です。
初期の病気というのはご本人が気付かない状態で始まることが多くあります。もちろん自然に治る病気もありますが、そのまま進行し治療が必要になる場合や最悪失明することもあります。当然治療が必要になった場合は初期段階の方が治る可能性も高く、治療の回数も少なく簡単なので治療費も安く済みます。まずは眼科で「眼底検査」の受診をお願いします。
市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)
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