やさしい街あざみ野実行委員会(根岸里香実行委員長=人物風土記で紹介)が5日、「認知症の人にやさしい街プロジェクト」のキックオフイベントをアートフォーラムあざみ野で開催した。
同プロジェクトは、あざみ野を「認知症になっても安心して生活できるまち」にすることを目指して今年2月に発足した。あざみ野商店会をはじめ、地域の医療機関や施設、学校などが参加する。これまで地域で認知症サポーター養成講座を実施したり、桐蔭横浜大学の学生と認知症に関する意識調査を行ったりと、活動を続けてきた。
「活動知ってほしい」
「自分たちの活動をより多くの人に知ってほしい」と開催したキックオフイベント。前半は根岸実行委員長が企画の誕生秘話を語った後、桐蔭横浜大学の学生たちがビデオ出演。学生たちがあざみ野商店会会員に行った認知症に関するアンケート結果が発表され、同商店会は認知症サポーター養成講座の受講率が横浜市の平均を上回ったことなどが明らかになった。後半は認知症サポーター養成講座を実施。最後に青葉さわい病院(元石川町)が同プロジェクトのために考案した健康体操を行い、幕を閉じた。
同プロジェクトは9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、地域各所で啓発イベントを実施。その一つとして、9月30日までの午後5時から7時、あざみ野駅や協力施設の軒先でキャンドルナイトを行っている。認知症当事者やその家族のメッセージが書かれたキャンドルホルダーもあり、根岸実行委員長は「地元の方に当事者たちの声を知ってもらう機会になれば」と話す。
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