桐蔭学園高校・中等教育学校の学園祭が９月24日に行われ、特別企画としてダウン症の書家、金澤翔子さんによる席上揮毫が行われた。
書道部とのコラボレーション企画として行われた席上揮毫。同学園の溝上慎一理事長は開催に先立ち、大学進学のためだけではなく、社会に出てから問題解決ができる生徒を育てていることを説明。その観点から能力や障害などを踏まえ、「いろいろな人たちとコラボレーションできてこそ、社会を力強く生きていける」と企画の意図を語った。
会場では書道部の生徒が「一致団結」などと書いた後に、金澤さんが「共に生きる」と揮毫。「心を込めて書きました」と金澤さんが感想を語ると会場からは大きな拍手が送られた。揮毫終了後には、金澤さんがマイケル・ジャクソンの曲に合わせてダンスパフォーマンスも披露。会場を盛り上げていた。
緊張した様子で揮毫する金澤さん。サポートは母親の泰子さん
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ダンスを披露する金澤さん
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