分散投資について説明
市ケ尾高校で３月18日、三井住友信託銀行から社員を招いて「いま知りたい！高校生のマネー入門 みなさんの『ミライ』と『お金』」の授業が開かれた。
金融リテラシーの向上を目的に、１年生を対象に行われた同授業。昨年は体育館に生徒を集めての講義だったが、今年は全10クラスに青葉台支店とたまプラーザ支店の社員が赴き授業を行った。
授業では、生徒に将来のライフデザインを描いてもらい、そのためにどのくらい「お金」がかかるか考えてもらうことからスタート。住宅購入費や学費、老後の生活費などについても説明し、より現実的な計画の必要性を説いていた。青葉台支店の岩崎誠次長によれば、講師を務めた社員は２週間近く時間をかけて準備を行ったそうで、収入と支出の把握、貯蓄の大切さなどを分かりやすく伝えていた。また、株式や投資のリスクとリターンなどにも言及。マネープランとしての投資の実践には、分散投資と長期投資がコツであることなども訴えた。
岩崎次長は「地域への恩返しとして、毎年恒例にしていきたい。他の学校にも広げていければ」と話していた。
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