青葉区を拠点とする日体大フィールズ横浜U18のキャプテンとして全国大会で準優勝した 水本 英里さん 都筑区在住 18歳
心を1つに躍動
○…1月に行われた日本クラブユース女子サッカー大会で、日体大フィールズ横浜U18をキャプテンとして牽引。チームとしても全国大会初出場ながら準優勝を果たした。優勝こそできなかったが、「過去の成績を次々と塗り替え、勢いが止まらなかった」と充実した表情で振り返る。
○…小4の時、3歳上の兄の影響でサッカーを始め、都筑区の中川中学校ではサッカー部に入部。男子との体格差を感じながらも切磋琢磨し、中2の秋からはレギュラーとして活躍した。高校進学のタイミングで「学業と両立しながらレベルの高いチームでプレーしたい」とフィールズに。女子サッカーの経験はあまりなく、当初はギャップもあったが徐々に順応し、「味方と同じプレーをイメージできた時、サッカーっていいなと思う」と笑顔で話す。
○…子どもの頃から走ることが好きで、よく迷子になるほどだった。試合でもアタッカーとしてピッチを走り回っていたが、高2の4月にセンターバックへとコンバートされたことが転機に。得点に絡めないもどかしさから、気持ちの整理に時間がかかったことも。それでも「失点しなければ負けない。こういうチームへの貢献の仕方があるんだ」と切り替えた。今季はキャプテンとなり、「全員に平等に」をポリシーに、誰もが話しかけやすい存在であることを心掛けてきたという。チームの心をまとめたことも躍進の大きな要因になった。
○…選手としては3月で引退し、4月からは大学生に。今までサッカーで得た経験を糧にしつつ、「たくさんの人と出会い、色々なことを知りたい。学びが広がっていくのが楽しみ」と胸を弾ませる。それまでは後輩に多くのことを残したい、と笑顔で語った。
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