「コンタクトレンズを上手に使うために」 コラム【13】 悠先生のちょっと気になる目のはなし
多くの方が使用しているコンタクトレンズですが、使い方を工夫するだけでより快適に使用することができます。まず、コンタクトレンズの種類に限らず眼にとって一番優しいのはメガネをかけることです。これは大前提として覚えておきましょう。
コンタクトレンズは眼にとっては異物ですので、多くの方が抱えているドライアイや花粉症などのアレルギー性結膜炎の症状を悪化させてしまうのです。乾き目や違和感、かゆみなどの不快な症状の出現にもつながります。元々このような病気がある方で症状が強い時期などはコンタクトレンズの使用を控えたり、使用時間を短くすることをお勧めします。
また、ドライアイやアレルギー性結膜炎などの目薬を使っている方もいますが、一部のドライアイ用目薬を除いてコンタクトレンズの上から使える処方目薬は実はありません。そういった観点からも症状の強いときはなるべくコンタクトレンズの使用を中止することが望ましいです。使用せざるを得ない場合は、市販のコンタクトレンズ用目薬や、1日2回の使用で済むアレルギー性結膜炎用の処方目薬を使用すると良いでしょう。コンタクトレンズの使用法を工夫し、不快な症状が出ないようにできると良いですね。
市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)
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