ヨコハマ市民まち普請事業の1次審査を区内2団体が突破した。今回は2回に分けて両団体の取組みを紹介する2回目。
「もう一つのおうち」
高齢者向けの健康教室や子どもの一時預かりで地域交流の拠点として6年目を迎えた「COCOしのはら」。今回取り組んでいるのが、既存の園庭をリニューアルするプロジェクト。コロナ禍で「室内での交流に懸念を持つ人も参加しやすいよう、屋外施設を充実させよう」と動き出した。
庭を使いやすく区分けし、「子育てやシニア世代など、多様な利用者同士の交流が生まれる場にしたい」という。「何をやっている場所なのか外から分かりづらい」との声もあったことから、垣根やガレージの改修なども行い、「今まで以上に、気軽に地域住民が足を運べる」環境づくりも目指す。
コンセプトは「もう一つのおうち」。同所の戸松綾子さんは「5年かけてできた地域の居場所をより多くの人がより快適に利用できる場所にしたい」と活動への思いを語っている。
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