意見広告・議会報告
市政報告 不登校児童生徒や保護者への支援の拡充を! 無所属・横浜市会議員 大野トモイ
立憲民主党を離れ2期目の任期がスタートしてから、1年が経ちました。党会派に所属していた1期目と、無所属ひとり会派となった2期目とでは、様々な違いがあります。
本会議登壇は、党会派内での順番がくるのを待つ必要があった1期目は、4年の任期で3回しかできませんでしたが、2期目は、最初の1年で8回できました。党会派の意向に左右されることなく市長や教育長と是々非々の質疑を重ね、公約実現に邁進しています。
市民の皆様からの「請願」の紹介議員も、党会派内での了承が必要だった1期目は、一度も務められませんでしたが、2期目の今期は、最初の1年で8回、務めることができました。紹介議員となった請願は積極的に本会議で討論し、市民の皆様の声を議場に届けています。
最近、議会で特に力を入れて取り組んでいることのひとつに、不登校児童生徒や保護者への支援の拡充があります。
登校にこだわるのではなく校外の多様な学びの機会を保障すべきと考えますし、学校だけでは支援できていない実態があります。公設民営のフリースペースであるハートフルみなみ・西部に続きハートフル北部の設置、民間のフリースペースやフリースクールやオルタナティブな学びの場や居場所への財政支援(運営と保護者)、公設民営フリースクールの設置を、提言しています。
また、不登校児童生徒の多くが学校の健康診断を受診できていないことを憂慮しています。たとえば大阪府吹田市には、市が費用を負担し、医師会の協力のもと校外でも受診できる制度があります。私の「まずは本市の実態を把握し、他都市事例を参考に、本市でも全ての診療科目を校外の医療機関でも受診できるようにすべき」との3月議会での指摘に、教育長から「本市の実態調査や他都市事例の研究を進める」との答弁がありました。
このほか、災害時要援護者支援、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援、親子の居場所づくり、不適切保育防止と保育の質の向上、ひとり親家庭への支援、児童虐待防止(ex. 親への養育支援)と被害児支援、障がい当事者への合理的配慮や情報保障や意見尊重などインクルージョンの推進、障がい児支援に於ける子どもの最善の利益の保障と子どもの意見の尊重、子どもの権利条約の理念に則った子ども子育て施策・教育施策(なかでも子どもの意見表明権の保障)、いじめ根絶、子ども・若者への性被害の根絶、性的少数者への差別の解消、温暖化対策などにも、取り組んでいます。
引き続き、公約実現に向けて力を尽くします。
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