港北から世界へ。レーサーとして活動する、新吉田東在住の村田悠磨さん(16)。2022年は、もてぎ菅生スーパーFJ選手権に初参戦し、年間3位となった。夢のF1へ、今年も若きドライバーの挑戦が始まる。
笑顔なき表彰台
同選手権は、国内最高峰のスーパーフォーミュラやF1へと続く、若手レーサーの登竜門。村田さんは前年にカートで日本一となり、満を持してのデビューとなった。
しかし、カートとはマシンのサイズや操作性も大きく異なるフォーミュラカーに苦戦するシーズンに。初戦は表彰台まであと一歩の4位。その後は、試合を重ねるにつれ速さを増していったが、細かいミスなどもあり4〜6位と悔しい結果が続いた。
12月4日にモビリティリゾートもてぎ(栃木県)で行われた、最終節の第7戦。予選では、トップタイムを記録し、初の1位に。迎えた決勝は、課題のスタートで反応が遅れ2位に後退。その後は、果敢にアタックするも相手の厳しいディフェンスもあり、抜きあぐねる展開に。上位三つ巴での争いとなった最終盤で順位を落とし3位でチェッカーを受けた。「ペースでは上回っていたので悔しい。以前よりも攻めたバトルをできるようになったが、まだまだ弱さがあった」と村田さん。初の表彰台は、笑顔ではなく悔しい思い出となった。
来季こそ優勝を
1年目のシーズンを振り返り、村田さんは「最初は難しかったが、今ではブレーキングは周りに負けない自信もついた。一方で、要所でミスが出てしまうところが欠点」と手応えと課題を口にした。カート時代にはメカニックを務め、現在も一緒にレースを転戦し最も近くでサポートするのは、父・竜一さん。「当初は車に乗せられている感じだったが、今では手足のように操れるようになってきている。表彰台が悔しいのは成長の証」と振り返った。
今年は、鈴鹿スーパーFJ選手権に参戦予定。よりレベルの高い選手との争いが予想されるが、「もっと練習して速いライバルと競えるようになり、応援してくれるひとたちに優勝を届けたい」と飛躍を誓った。
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公益財団法人 大倉精神文化研究所8月3日から31日まで大倉山記念館ギャラリーで展示会を開催します(19日は休館) |
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