岸根高等学校演劇部が11月、第62回神奈川県高等学校演劇発表会(県大会)で最優秀賞、創作脚本賞を受賞。出場校13校のうち、山梨県で1月20日、21日に行われる第59回関東高等学校演劇研究大会甲府会場(関東大会)に出場する代表2校に選出された。また同部は、神奈川県立青少年センター紅葉坂ホールで12月17日開催の「マグカルハイスクール演劇フェスタ」でも受賞作品を上演予定。入場無料、予約不要。誰でも観劇可能だ。
受賞作品は『フツウの私とフツウじゃない私たち』。顧問の菊本亘孝教諭と部員らが脚本・演出。目が見えない女子高生を中心に、ぶつかり合い成長する高校演劇部員たちを描く。「普通とは何か」を考えさせる物語だ。視覚障害者や介護者のリアルな振る舞いを追求したという。
関東大会でも同作品を上演。セリフ外の仕草や、役者の表現をサポートする音響など細部を磨き、部員15人全員が一丸となって稽古に励んでいる。「後悔しないよう全力を尽くしたい」と力強く語った中山実夢さん(3年)。3年生は引退か全国大会かが決まるとあって、一層気合が入る。部長の古賀日桜里さん(2年)は「全力の楽しい舞台で勝ち上がる」と意気込みを見せた。
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