太尾小学校(館雅之校長)で1月31日、台湾の五常小学校弦楽団との交流会が初めて開催された。五常小が演奏交流のため訪日できる学校を探したことから始まり、今回、縁があった太尾小で実施された。五常小からは児童や関係者ら約70人が来日した。太尾小マーチングバンドと五常小弦楽団が互いに演奏し、合同演奏も披露された。
まずは太尾小マーチングバンドが演奏とパフォーマンスを魅せた。63人のメンバーらが1年間励み全国優勝に輝いた曲『Fiddler on the Roof(屋根の上のバイオリン弾き)』などを披露した。
71人が在団する五常小弦楽団からは30人が参加。台湾民謡『萬山春色(まんさんしゅんしょく)』『蘭陽舞曲』、西洋クラシック『古典小組曲』、東洋クラシック『賽馬(さいうま)』の4曲を奏でた。
合同演奏では管楽器、弦楽器、打楽器それぞれの良さが引き立つ曲で、児童にもなじみのある、『名探偵コナンのメインテーマ』と『Pirates of the Caribbean』を響かせた。両団体は演奏動画を送り合い練習していたが、この日、初めて生の音で合わせた。約40分の練習の後本番へ。
太尾小マーチングバンド部長の古山芽依さんと副部長の杉山潤さんは、「もっと練習して国際交流のコンサートをやってみたい」、「弦楽器と演奏できて嬉しかった」と口にした。五常小弦楽団の6年生、温洺澤(ウェンミンツー)さんは、「(卒業すると)機会がなくなるため嬉しい。合同演奏ができて楽しかった」と笑みをこぼした。
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