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大倉山公園 園児の手で梅の植樹 ふるさとに愛着もって

社会

公開:2024年2月15日

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苗木に土をかぶせる子どもたち
苗木に土をかぶせる子どもたち

 大倉山公園の梅林で2月8日、梅の植樹が行われた。2月23日(金)、24日(土)に開催される大倉山観梅会と、GREEN×EXPO2027のコラボ企画。大曽根保育園(金子友記子園長)の園児29人が、港北区役所や横浜市環境創造局、同公園の職員らと一緒に10本の苗木を植えた。

 子どもたちは協力して苗木を植え穴に下ろし、シャベルで土をかぶせた。観梅会が間近に迫り、見ごろを迎えた梅林に、子どもたちからは「きれい!」などと声が上がり、一足先に梅の花を楽しんでいた。金子園長は「コロナ禍が明けて、久しぶりに地域の大人と関わるいい機会になった」と話していた。

 用意された苗木は「白加賀」という品種で、大倉山梅酒「梅の薫」にも使われている。港北区役所地域振興課の小松高志課長補佐は、「いつか成長した子どもたちが、自分が植えた梅を見に来たり、梅酒を飲んだりする日が来る。これをきっかけに、ふるさと意識をもってもらえれば」と期待を寄せた。

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