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港北区版 公開:2024年3月28日 エリアトップへ

【Web限定記事】ネイチャーフォトコンテスト 日吉で授賞式、作品展も 97人が力作寄せる

文化

公開:2024年3月28日

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授賞式の参加者ら
授賞式の参加者ら

 イメージングギャラリー・グリーム(日吉2の2の14)で第2回ネイチャーフォトコンテストの受賞作品展が3月24日まで開催され、16日には授賞式が行われた。主催は同ギャラリーを運営する株式会社エス・イー・オーと写真家の瀬尾拓慶さん。このコンテストは、自然風景の探究と自然が織りなす美しい光景の作品を追求している人の応援と発掘を目的にしている。また、多くの人に自然への関心や写真作品をプリントして展示することへの興味と喜びを知ってほしいという思いで始まった。

 「ネイチャーと光」をテーマとし、5枚1組での構成が条件。昨年6月15日〜12月31日の募集期間で、97人の作品が寄せられた。最優秀賞は都築篤史さん、優秀賞は秋山和寛さんと高林紗弥香さん、佳作としてNao Akimotoさん、大石良則さん、薄井竜雅さん、久保隆史さん、Claudius Laiさん、見上徹さん、門間龍一さんの作品が受賞した。受賞者10人には授賞式で賞状や景品が贈呈された。さらに、最優秀賞の都築さんには、自身の作品である5点の組み写真の内1点を、自然でなめらかな階調を表現できる銀塩プリントで仕上げて贈られた。

 瀬尾さんから都築さんに、「5枚での揃え方が洗練されていることで、都築さんが持つ独特な光の表現へより深く没入することができる。光の捉え方や構図の構成力、そしてチャンスをしっかりと捉え切る技術が垣間見える作品」と言葉を送った。また、授賞式を終え、「受賞者と協賛企業の皆様が楽しそうに笑い合うことのできる式となって嬉しい。今回の応募作品は、ダイナミックというよりも深みを感じる作品が多かったことが印象的。静かな作品に圧倒的な迫力を見出すことができる。これから先も、そういった力を持つ方の将来を開くきっかけになれば」と振り返った。

 第3回目は4月中旬頃から応募を開始する予定。

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授賞式でコメントする瀬尾さん

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