「書の達人」茂住(もずみ)菁邨(せいそん)さんと「鋏の達人」柳家松太郎(しょうたろう)さんによる二人展『響鳴』が4月17日から21日まで大倉山記念館ギャラリーで行われた。
内閣府に勤めていた書家の茂住さんは新元号「令和」を揮毫したことで知られる。松太郎さんは寄席に立ち、漫談や落語なども行う切り絵師だ。
ギャラリーには龍や達磨などの縁起物の切り絵に書が合わせられた作品約100点が並んだ。期間中の土日には約50人の観客の前で実演が行われ、松太郎さんはリクエストに応じて即興で切り絵を作り、茂住さんはさらさらと「令和」等の字を書いてみせた=上写真。会場では作品を求めてジャンケン大会が行われ、盛り上がりを見せた。茂住さんは「絵に字を入れることで新しいものが生まれる。1+1が2ではないことを見せたかった」と話していた。
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