港北区区政推進課はこのほど、令和6年度「港北水と緑の学校」の広告協賛参加企業を発表した。協賛の募集は、事業開始以来初の試み。小学生や一般を対象に、区内の自然環境を通した学習機会の提供に取り組んできた同事業。今後は小学生向けフィールドワークに特化し、さらに注力していく方針だ。
地域の企業・団体の協力にスポットライトを当てたいとの思いで行われた今回の協賛募集。横浜市内から、株式会社冨川写真、株式会社横浜アリーナ、株式会社ウチムラ、株式会社Syonan Tonbi Project、綱島商店街協同組合、NOSIGNER株式会社の6企業の参加が決まった。大曽根で古民家をリノベーションした写真館を運営する(株)冨川写真の冨川拓未代表は、「自分も子どもの頃から大曽根で育った。昔ながらの遊びを通して地域の自然を学び、守っていく子どもたちを応援できれば」と思いを語った。
小学生向けに特化
「港北水と緑の学校」事業は2004年に開始し、16年からはNPO法人鶴見川流域ネットワーキングと協働契約を締結。鶴見川など区内の自然環境を通した環境防災や地球温暖化・脱炭素社会の学習講座や、学習発表の展示会を開催している。「体験や発見を通して鶴見川を好きになり、環境防災などの学習に繋げてほしい。今後も長く継続できれば」と同NPO法人の阿部裕治さん。
今後の方針として、区は「小学生向けの鶴見川フィールドワーク」に特化した事業運営をあげている。過去行っていた座学や一般向け講座は他の局事業で担う予定だ。区政推進課の柏崎崇宏課長はGREEN×EXPO2027も視野に入れ、「日常的に自然と、脱炭素行動や環境防災活動ができることが大事。地域の未来を担う子どもたちの教育に注力していく」と展望を語った。
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