新田中学校で宇宙とふれ合う体験「宙(そら)kidsの宇宙教室」が先ごろ、初めて行われた。
新田中学校の地域コーディネーターと、同校学区の新吉田小、新吉田第二小の地域コーディネーターが主催となり、子どもたちにもっと宇宙を身近に感じて興味をもってもらおうと、今回初めての開催となった。地域コーディネーターは学校と地域をつなぐ調整のほか、地域行事の企画なども行っている。
当日は、小中学生とその保護者など約300人が参加。まず、地域の有志による土星と月の説明や望遠鏡の取り扱いなどを学んだあとに、【1】望遠鏡を使った観察【2】JAXA宇宙教育リーダーの指導による星座早見盤の製作【3】映像による銀河系の説明―のプログラムに分かれた。
天体観測では曇り空の不安定な天気の中、月や土星が顔を見せると生徒たちは交互に望遠鏡を覗いた。月の凸凹したクレーターの影や土星の環の様子まではっきり見ることができると、歓声が上がった。
海部明梨さん(新田小4年)は「実際に土星を見たのは初めてで、周りの環っかまで見えて、びっくりした。綺麗だった」と笑顔で語った。
主催者は「子どもが喜ぶ姿は感動する。夏の思い出になってくれれば」と話していた。
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