小机城址市民の森周辺で10日、第24回「小机城址まつり」が開催された。小机城址まつり実行委員会・城郷地区連合町内会主催。
同祭りは、小机城の由来や歴史について広く周知するほか、地域の観光振興を図ることを目的に開催されている。
当日は、笠原越前守信為の出陣を模した武者行列を実施した。午前10時に三会寺（鳥山町）を出発。小机駅を経由し、本丸会場となった同市民の森まで約２Kmにわたってパレードした。
パレードには越前守に扮した横山日出夫港北区長も参加。沿道には周辺小学校児童の武者隊など拍手を送る多くの人が見られた。また、出陣式が行われた本丸会場と小机駅周辺には各種模擬店も出店し、来場者は春の小机城址を楽しんでいた。
小机城址は、文明９〜10年（１４７７〜78年）の太田道灌による小机城攻めで歴史上に登場。その後、小田原城に本城を持つ後北条氏の支城となったとされている。
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