青木館長（後列左端）と栗田区長（前列左から３人目）、図書委員会のメンバーら
港北区（栗田るみ区長）と港北図書館（青木邦男館長）は10月30日、城郷中学校（青石哲也校長）で「おすすめ本紹介」のメッセージボードの贈呈式を行った。
これは、区が読書活動の推進を目的に区内の全公立小中学校に寄贈しているもの。代表校として同校を訪問し贈呈を行った。ボードには、生徒たちが各自の推薦図書の紹介カードを貼ることで、おすすめの本を紹介し合うことができる。また『アルジャーノンに花束を』など、同図書館の司書が学年ごとに選定した書籍を紹介したカードも一緒に送られる。
当日は、栗田区長から同校図書委員会の委員長・金子幹汰さん（３年）にボードが手渡された。「コロナで多大な影響を受けていると思うが、読書の秋を楽しんでもらえれば嬉しい」と栗田区長。
「緊張して手が震えた」と贈呈式を苦笑いで振り返った金子さん。小学生時代から本を読むのが大好きだったといい「全校生徒が本に親しみを感じてもらえるように活用したい」と抱負を口にした。
17人の生徒からなる同委員会。担当する野田奈緒子教諭、片山淳也教諭は「行政機関との連携は喜ばしいこと。図書室は、クラスや学年を越えたつながりも生まれる場。一人でも多くの生徒が図書室を利用するきっかけになってくれれば」と口を揃えた。
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