「横浜市立太尾小学区防災まちづくり連携」がこのほど、「第25回防災まちづくり大賞」の総務大臣賞を受賞し、3月24日に港北区長を表敬訪問した。
太尾小や周辺自治会の関係者が参加する同団体。小学校を拠点とした、地域全体での防災活動が評価された。
同団体の中心的役割を担い、太尾小学校地域防災拠点運営委員会の本部長も務める秋本健一さんが、活動内容を区長に説明。授業参観の機会を生かした防災訓練や、2008年から行う「太尾小学校ふるさとまつり」で培った地域の絆にも言及し、「父兄が(防災・救助に関する)ライセンスを取ってくれたりと、若い世代の方々も積極的」と感謝を述べた。
同校の館雅之校長は「町の方々がよく学校に来て、児童たちも気さくに声をかけている。地域と学校が連携してきたことが、受賞に表れていると思う」と語った。
栗田るみ港北区長(当時)は「例年こちらの防災訓練に参加しているが、九都県市の訓練かと思うほど、本格的で大規模。今後もぜひ地域連携を深める活動をしていただきたい」と受賞を祝った。吉田崇港北消防署長は「防災機関だけでの啓発活動には限りがある中で、大変ありがたい取組み。今後は防災機関と地域の方で横展開もできたら」とたたえた。
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