11月21日(火)から区内とその近隣に拠点を置く46団体による「活動紹介展」が始まる。これまで「とつかお結び広場」として親しまれてきたが、今回初めて会期・会場を3つに分けて実施、イベント名も一新した。地域活動の縮小などが続いたコロナ禍を経て、より多くの人に活動を知ってもらうことが狙い。
主催は区と、とつか区民活動センター。13年間行われていた「とつかお結び広場」は、区総合庁舎などを会場に1日のみの開催で、約100の出展団体、来場者数3000人以上を数えた。
しかし、コロナ禍で状況は一変。イベントはもちろん、活動そのものやメンバー募集の機会縮小・オンラインのみでの開催が続いた。
そのような状況を踏まえ、今回初めて会期と会場を3つに分ける新たな形で実施される。普段なじみがない人にも取り組みを広め、認知・参画してもらうために、規模の拡大が図られた。
当日は、創作や研究、ボランティアなどさまざまな地域活動を行う46団体が参加する。またウェブ上の特設ページからも団体のチラシと詳細が確認できる=表参照。担当者は「コロナ禍を経て、どのような場合にも対応できる新たな開催方法を模索してきた」と振り返る。
チラシ制作で今後も視野
有人開催ができなくなった場合も考慮し、今年はチラシ展示をメインに開催される。さらに「縦形のチラシに統一することで、イベント終了後も広報活動に使用できる」と担当者。
また、実際に活動の一部を体験したり、当日出展者と話したりできる機会を設けるなど、地域活動に関心がある人と、取り組みをアピールしたい団体とが、相互に交流を深めることができる。
7月に行われた事前説明会では、出展者同士でイベントタイトルや開催内容などを話し合う時間も設けられ、新たな開催形式に向けて、各団体・主催者が一丸となって準備を進めてきた。9月には主催側がチラシ作成の講習会を行い、参加団体は二次元コード作成やデザインなどを学ぶことで、効果的なチラシ作りに注力した。
担当者は「あなたの人生を変える出会いがあるかもしれません。イベント期間中のボランティアも募集中です。気軽にお越しください」と呼びかけている。
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