皆様の声がカタチに! 市政報告 引きこもり支援に新発想を 横浜市会議員 中島みつのり
私は今年度常任委員会は、国際・経済・港湾の委員長に就任しました。「港ヨコハマ」ブランドを高めつつ、景況感を向上させる対策の実現に取り組みます。
大学の研究を学ぶ
社会的ハンディのある方々に寄り添うことを公明党は大切にしていますが、引きこもりや不登校の児童生徒の支援もその1つ。党政調会長を務める私は、2月の予算関連質疑でも山中市長に横浜市立大の研究を質問し、支援を求めています。
党市議団も見識を高めようと5月16日、みなとみらいで開かれた横浜市立大学主催の若者の生きづらさ解消をテーマにした特別セミナーに参加しました。同大学の宮崎智之教授をプロジェクトリーダーとするこの研究は、インターネット上で作られた「メタバース」=仮想空間=の中で、生きづらさや心の不調を抱える若者の相談を行うもの。ネット上に閉じこもった若者と同じネット空間に入り、対話を行う画期的な取り組みです。
また、専門家のトークセッションも行われました。紹介されたのが、日本の17歳〜19歳への調査で『自国の将来をどう思うか』との問いに、『良くなる』と答えた若者はわずか15・3%にとどまったこと。若者の自己肯定感の低さは、他国の同世代と比較すると極端に低いとの報告がありました。
今後、世界的規模の教育普及の拡大は一層進み、就学人口は2・5億人から6億人に増加する見込み。こうした世界情勢のなか、こどもたちの才能を開花させるには、テクノロジーをバランス良く活用し、その子に合った多様な学び方を提供し、自身による能動的な行動や内発的動機に基づく発想によって才能を伸ばしてしていくべきとの話があり、深く同意しました。
横浜市の不登校児童生徒は8170人(R4年度末時点)と年々増加傾向にあり、増加率は23・5%。こうした生徒に対して、旧態依然の対策から新たな支援策が求められると改めて認識しました。市会、教育委員会などあらゆる場面で訴えていきます。
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