保土ケ谷区版 掲載号:2012年6月28日号
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被災地古着支援プロジェクトのリーダーを務める 小室 雄大さん 横浜清風高校3年 

地域の「心」被災地に届け

 ○…地域や学校内で古着を集め、宮城県南三陸町でフリーマーケットを開く―。同校「インターアクトクラブ」の生徒が現在取り組んでいるこのプロジェクトのリーダーとして部員を率いる。日頃から保土ケ谷区内での防犯呼びかけや地域の清掃活動など、幅広く活動する同クラブだが、今回は8月に生徒自ら被災地を訪れるまでを見据えた本格的なもの。「被災者の方々が何を必要としているのか、生の声を聞いてきたい」と表情を引き締める。

 ○…震災発生直後、生徒有志で行った街頭募金に参加したのを機に、同クラブに入部。「それまでは、ボランティアなんて少し恥ずかしい気持ちもあった」と正直に語る。「でも多くの人達が協力してくれるのを間近で見て、すばらしい活動だと気付いた」。それでも多くの部員と同様「募金以外に何かできることはないのか」との思いがずっと渦巻いていたという。そんな中、古着支援に取り組む企業と偶然出会い、自ら「ぜひ協力したい」と動き出した。企業からノウハウの指導も受け、現在は協力を呼びかけるポスターづくりや、徐々に集まり始めている古着の仕分け作業など、準備に追われる日々だ。

 ○…プロジェクトに精力的に取り組む一方で、趣味はギター、読書、映画、美術など好奇心旺盛。「あんまり言うと恥ずかしいけど、毎年ライブに行くくらい稲川淳二さんの怪談が好き」と高校生らしい無邪気な一面も。卒業後の進路には今も悩んでいるというが「将来はアパレル業界で服の輸入に携わりたい」と夢を語る笑顔は輝いている。

 ○…8月までの回収目標は2トン。決して楽ではないその道のりを支えるのは、ともに活動してきた仲間と、地域から寄せられる応援の声だ。「募金も古着支援も、地域の人が本当に力になってくださる。その心を被災地に届けたい」。若くして震災を経験した10代の力がこの夏、保土ケ谷から被災地に温もりを運ぶ―。
 

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