常盤台小学校(佐藤峰子校長)で8月31日、防災訓練が実施された。
これは9月1日の「防災の日」にあわせ、毎年区内の各防災拠点で行われているもの。同校では、今年初めて周辺の自治会・町内会と連携。児童と周辺住民が協働で訓練を実施した。
当日は午前11時15分に、震度6以上の大地震が発生したと想定。学校に迎えに来た保護者に、教諭が児童を引き渡すまでの過程を実際に行った。同校では、全校生徒を対象に、非常時の引き取り手を聴取。事前に保護者の承諾を得ていない相手には引き渡さず、学校で保護する仕組みを整えている。この日も、教諭が児童一人ひとりの名前を呼びながら、丁寧に引き渡しを行った。
佐藤校長は「東日本大震災の時には、電車が動かず保護者が来られないなどの事態が相次いだ。その教訓を今後に活かしていきたい」と話した。
この日は自治会・町内会のメンバーが炊き出し訓練も行い、参加者におにぎりを配布。校庭では、防災備蓄品の展示や給水車の利用体験などが行われ、児童や周辺住民が災害時の行動を学んでいた。
常盤台地区の連合町内会長を務める有澤文紀さんは「こうした機会に住民が互いに世代を越えて交流を深め、防災に役立てていければ」と話していた。
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