箱根駅伝あす号砲 東洋連覇か、駒澤雪辱か エース対決、シード争いも注目
第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が1月2日(水)、3日(木)に開催される。
シード10校のほか、10月の予選会を通過した9校、関東学連選抜を加えた全20チームが出場。往路108Km、復路109・9Kmの計217・9Kmを競う。
2日の往路は、午前8時に東京・大手町をスタートし、箱根・芦ノ湖をめざす。エース級の選手がしのぎを削る「花の2区」は、鶴見から国道1号線を保土ケ谷、戸塚まで駆け抜ける。同区間では昨年、9人抜きで区間賞を獲得した青山学院大・出岐雄大選手や、東洋大・設楽啓太選手らが快走し、チームの躍進に貢献。今年も、熾烈な争いが予想される。
復路は、3日午前8時に芦ノ湖を出発。横浜市内に入る8、9区では、優勝争いはもちろん、上位10校に与えられるシード権を懸けた走りにも注目が集まる。
昨年は東洋大が大会新記録で総合優勝を飾った。V奪還を期すのが、昨年11月の全日本選手権の覇者・駒澤大。さらに、10月の出雲駅伝を制した青山学院大、昨年上位の明治大、早稲田大なども優勝を狙う。
■参加チーム/東洋、駒澤、明治、早稲田、青山学院、城西、順天堂、中央、山梨学院、国学院、日本体育、帝京、中央学院、大東文化、上武、神奈川、日本、法政、東京農業、関東学連選抜
「地元商店会」も盛り上げに一役
大会当日のJR・保土ヶ谷駅東口付近では「箱根駅伝応援キャンペーン」として、地元商店会の人々が様々な催しを行い、大会を盛り上げる。
「保土ヶ谷駅東口商店会」が主催し、毎年人気を集めるこのキャンペーンは、10年程前から開催。地元住民にはすっかり定着した「お正月の風物詩」ともいえ、当日は特集新聞の無料配布、大型テレビの設置、甘酒の無料提供などが行われる。同商店会の渡辺義雄会長は「今年の甘酒はノンアルコールで子ども達にも飲みやすい。沢山の人に集まってもらえれば」と、キャンペーンをPR。選手が近づくと、藤塚町の子ども達が中心となり演奏する「藤塚太鼓」の和太鼓の音も聞くことができるとのこと。
このキャンペーンは、2日往路は午前8時半から(選手通過は9時半頃)、3日復路は午前10時半から(選手通過は11時半頃)行われる。問い合わせは【電話】045・741・2024(筑紫)へ。
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