旧・くぬぎ台小学校で9月29日、防災訓練が行われた。同校周辺地域では、毎年この時期に大規模な訓練を実施。学校そのものは今年4月に閉校したが「地域防災拠点」の役割は維持しており、今回は教室を使った避難体験等も行われた。
当日は、周辺住民や消防・警察関係者など457人が参加。地震発生を想定して、校庭に集団で避難した後、安否確認や炊き出しなどの訓練を行った。また、防災拠点委員らによる倒壊家屋からの住民救助訓練も披露された。=写真上
くぬぎ台団地自治会の鈴木方規会長は「満足いく内容だったが、参加者が減りつつあるのは課題。住民を呼び込めるよう、訓練のメニューも工夫していきたい」と話していた。
また同日、星川地域ケアプラザでは、防災をテーマとした「ワールドカフェ」が開催された。=写真下これは岩間地区社会福祉協議会と岩間地区連合町内会が共催で行ったもの。
イベントでは「災害が起きたらあなたはどう行動しますか」をテーマに掲げ、参加者92人が、少人数のグループで意見を交換。戸建てと集合住宅に分かれて話し合いを行ったため、集合住宅グループでは、発災時のエレベーター稼働に関する不安や対策など、特徴的な内容も話題にあがった。
同地区社協と連合町内会の畑尻明会長は「話し合いの中で出た意見や要望は、きちんと整理し、自治会長や区役所に責任を持って伝えていく」と話した。
岩間地区ではワールドカフェ
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