区内・岡沢町にある横浜市立市民病院で5月31日、講座「放っておくと怖い足の動脈硬化」が開催された。
これは、予防のための知識や検査・診断に使用する医療機器の体験を通して動脈硬化に関する啓発を行うと同時に、そこに関わるスタッフを知ることで「医療はチームで行われている」と周知することが目的。体験型講座は昨年度から始め、今回が2回目となる。
260人ほどの応募があったという同講座。当日は抽選で選ばれた市民50人が参加し、初めに医師と管理栄養士による講義を受けた。その後、院内を巡りながらCT画像を使ったカテーテル治療の解説や手術室の見学などを行った。また、生理検査室では血管年齢の測定も行われ、参加者が一喜一憂する姿が見られた。
参加した男性(71)は「今まで足には無関心だったが、今後のためにも運動したい」と決意。講師を務めた小浦貴裕医師は「動脈硬化予防には食生活と禁煙、運動が大切。また、治療には様々なスタッフが関わっていると知ってもらえれば」と話していた。
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