神奈川県内の高校野球事情や、その魅力などについても言及した（写真中央が細川氏）
漫画雑誌「少年チャンピオン」に連載中の人気作品「錻力（ぶりき）のアーチスト」の作者・細川雅巳氏を招いたトークイベントが９月20日に県立保土ケ谷公園（花見台）で行われた。
作中の舞台に凱旋
細川氏が手掛けているこの漫画は、神奈川県内にある架空の高校が舞台。その中で野球部の個性豊かな面々が織りなすストーリーをベースに高校野球の魅力に迫っている。作中、試合会場として公園内にある「保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム」が度々登場している事から、関係者がトークショーの開催を打診。細川氏もこれを快諾し、今回のイベント実施に至った。
製作秘話の披露も
最新刊の発売にあわせ、サイン会なども行われたこの催しには、作品のファンなど約１００人が来場。会場となった園内ギャラリーは満席状態といった様子。
そんな中”高校野球好き芸人”として知られる、いけだてつや氏などと共に登壇した細川氏は、神奈川県内の高校野球を題材にした連載を続ける上での苦労話など制作秘話を披露。「学校名を考えるのが大変ですね」などと話し、場内の笑いを誘っていた。
5日まで「原画展」
またこのイベントに関連して、今回のトークショー会場となった園内ギャラリーで10月５日（日）まで「錻力のアーチスト」の原画展が開催されている。詳細問合せは管理事務所【電話】０４５・３３３・５５１５へ。
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